日本鳥類標識協会はバンディング(鳥類標識調査)の健全な運営と発展をはかるとともに、鳥学および鳥類の保護・管理に寄与する事を目的とし、1986年(昭和61年)2月に発足しました。バンディングに関する活動を中心に、バンディングの普及啓発や調査中の安全面の向上についても取り組んでいます。

入会案内
日本鳥類標識協会 趣意書
日本鳥類標識協会 会則


  • 主な活動

(1) 会誌およびニュースレターの発行
     調査・研究報告、標識技術に関する研究、海外バンディング情報、内外文献紹介等の掲載

(2) 研究会等の開催

     技術の向上、会員相互の親睦を目的とする研究会、懇親会、講習会の開催
(3) マニュアル・技術書の発行
     標識マニュアル、標識技術参考資料の編集、発行
(4) 協同調査
     各地のバンダーの協同による標識調査の実施、発表
(5) 外国標識機関等との交流

     機関紙の交換などによる、外国の標識関係資料の収集と会員への伝達

  • バンディングの普及啓発

 標識協会や協会員は、バンディングの意義や重要性の普及啓発において、重要な役割を担っています。これまで協会の全国大会では、標識調査の意義や鳥類の保全に関する貢献などについて、シンポジウムを通じて活発な議論がされてきました。これらの協会の取り組みや協会員の活動をもとに、普及啓発を促進していきます。

標識調査の意義の部屋
普及啓発の部屋

※ バンディング(鳥類標識調査)とは…
 バンディングは鳥に足環などの標識をつけ、渡りの方向や中継地、または繁殖地や越冬地、寿命等を知る一つの方法です。この調査によって得られたデータは鳥類の生態を解明する手がかりとなります。

<関連リンク>

  鳥類標識調査(環境省)
 ▶ 渡り鳥と足環(山階鳥類研究所)
 ▶ 鳥類標識調査 仕事の実際と近年の成果(山階鳥類研究所)

  • 安全な調査のために
     -スポーツ安全保険(バンダー保険)加入について-

     鳥にとっても人にとっても安全な調査となるため、細心の注意を払って調査を実施するよう心がけています。万が一の場合に備え、標識協会員が標識調査中や調査地への往復時に負ったけがや、法的に賠償責任をとわれるような事故による損害をカバーする保険に加入することができます。

     ▶ バンダー保険概要


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